Nutanix .NEXT での新機能整理
Nutanix .NEXT に参加しましたが、そこで発表された新機能について
簡単にまとめておきます
情報は原文の投稿時のものですので、今後の製品情報と
差異が生じている場合があります。
■ Nutanix Era
<機能>
⇒ Nutanix の機能で ワンクリックで データベースを
プロビジョニング、コピー、特定時点でのリストアを可能にする。
⇒ データベースの ワンタッチ・タイムマシン
⇒ 簡単にスナップショットを作成する。
⇒ ワンクリックデータベースクローン/リフレッシュ
⇒ データベースのクローン処理や特定時点へのリストア処理をワンクリックで実施
<対応>
⇒ Oracle と Postgres SQL
⇒ 今後、Microsoft SQL Server や MySQL も対応予定
<リリース>
⇒ 2018年後半予定です。
<補足>
・ Nutanix の機能として、Amazon RDS(データベースの簡易セットアップ) のようなものを持たせる。
・ 仮想マシンのサイズや容量、ネットワーク情報を指定してデータベース立ち上げ
■ Nutanix Flow
<機能>
⇒ アプリケーション間のネットワークセキュリティを実現
⇒ 特定のインスタンス(アプリケーション)対して アクセスできる
ホストを制限する。(IPアドレスが変わってもホスト単位なので大丈夫)
⇒ 簡単に仮想ネットワークが構築できる。
⇒ マイクロセグメンテーション
方法としては、Prism Central の Explore から VM を選択して
[ Action ] - [ Quarantine VM ]
から
Strict ・・ VMをネットワークから隔離
Forensics ・・・ 特定の条件を除いて VM から 隔離
参考 : http://www.vjenner.com/2018/04/nutanix-flow-networking/
⇒ 可視化
各インスタンス(アプリケーション間)でどのようなトラフィック制御が
行われているかを可視化することができる。
<今後の予定>
⇒ ネットワーク構成変更自動化を計画している。
これは Netsli という機能を使用し、ネットワークの状態を
分析して問題ある構成を通知/状態遷移させる方式です。
Flow + Netsli は 2018年後半で利用可能予定
■ Nutanix Beam
<機能>
⇒ マルチクラウドでの 運用管理(コスト管理) が実現可能
⇒ クラウドはインスタンスを利用していない時間が多く存在するケースもあり
そのような時間を無駄にしないように、クラウドの使用状況を追跡し、
マップ化して、クラウド最適化に役立てるようにする。
<対応>
⇒ AWS と Azure
<リリース>
⇒ 現在、14日間の無料トライアルつきで使用可能です。
https://www.nutanix.jp/products/beam/
Nutanix の名前の部分は知れ渡ってきてますが、Nutanixの
新機能はまだまだ知られていないので、新機能がNutanix の売りに
なっていってくれればと願ってます。